2019年に「Sublime Text3に落ち着く」という記事を書いた。あれから数年、エディタ戦争はさらに激化して、AI搭載エディタまで登場した。結論から言うと、もうSublime Textは使っていない。
現在のメインエディタと、そこに至るまでの変遷を書いていきます。
エディター戦争、その後
エディタ戦争(Editor War)とは、プログラミングを行う人々の間で続いている、どのテキストエディタが一番よいかというテーマの論争を指す。
2019年時点ではVSCode、ATOM、PhpStorm、vimあたりを試してSublime Textに戻ってきていた。その後、ATOMは2022年に開発終了。VSCodeが圧倒的シェアを獲得し、さらにAI搭載エディタの波が来た。
Sublime Textのいいところ(今でも)
動作が軽い
これは今でも変わらない。Sublime Text 4(2021年リリース)になってApple Siliconにもネイティブ対応し、さらに速くなった。起動もファイル検索も圧倒的に速い。
制作の仕事で同時に3〜5プロジェクトぐらいを開いていても、エディタ自体が重くなることはない。
ミニマルな設計
最初はなんもないすっからかんなので、必要な分だけ肉付けしていける。VSCodeの「最初からもりもり感」が苦手な人には、この思想は今でも刺さる。
なぜ乗り換えたのか
拡張機能のエコシステムの差
VSCodeの拡張機能は数・質ともにSublime Textを大きく上回るようになった。特にTypeScriptの型チェック、ESLint/Prettier連携、Git統合など、Web制作に必要な機能がVSCodeのほうが圧倒的に充実している。
AI支援の登場
GitHub CopilotがVSCodeに統合され、コード補完の体験が一変した。さらに2024年以降、CursorやWindsurfといったAI搭載エディタが登場。コードの提案、リファクタリング、チャットでの質問など、AIとの対話がエディタの中で完結する時代になった。
2026年のエディタ選び
VS Code
▶ https://code.visualstudio.com/
今でも最もシェアが高いエディタ。無料で、拡張機能のエコシステムが巨大。GitHub Copilotとの統合も進んでいて、AIコーディングの恩恵を受けやすい。迷ったらこれを選んでおけば間違いない。
Cursor
VS Codeをフォークして作られたAI特化エディタ。AIとの対話でコードを書く・修正する体験が非常に良い。VS Codeの拡張機能がそのまま使える。有料(月$20〜)だが、AI支援の体験はVS Code + Copilotより一歩先を行っている印象。
Zed
Rust製の高速エディタ。ATOMの開発者たちが作っていて、Sublime Text並みの軽さとモダンな機能を両立している。AI機能も内蔵。VS Codeの重さが気になる人の選択肢として注目されている。
Sublime Text 4
▶ https://www.sublimetext.com/
今でも「軽さ」では最強。テキスト編集そのものに集中したい人、大量のファイルを素早く検索・編集したい人には依然として良い選択肢。ライセンスは$99の買い切り。
まとめ
| エディタ | 向いている人 |
|---|---|
| VS Code | 万人向け。迷ったらこれ |
| Cursor | AIを活用してガシガシ書きたい人 |
| Zed | 軽さとモダンさを両立したい人 |
| Sublime Text | とにかく軽さ重視。テキスト編集の速さが最優先の人 |
2019年にSublime Textに落ち着いた僕も、今ではAI搭載エディタを使っている。エディタ戦争に終わりはないけど、AIが当たり前になった今、選ぶ基準が「軽さ」「拡張性」だけではなくなったのは確かです。