MacでWeb制作やデザインをしていると、フォントがどんどん増えていく。数百〜数千のフォントをインストールしたままにしておくと、アプリの起動が遅くなったり、フォント選択のドロップダウンが長大になったりする。
フォント管理アプリを使えば、必要なフォントだけを有効化して、使わないものは無効にしておける。おすすめのフォント管理アプリを比較します。
macOS標準:Font Book
Macに最初から入っているフォント管理アプリ。
- フォントのプレビュー、インストール、削除が可能
- コレクション機能でグループ分けできる
- フォントの有効化/無効化ができる
- 重複フォントの検出機能あり
正直、基本的な管理はFont Bookで十分。ただし、大量のフォントを案件ごとに切り替えたい場合や、フォントの比較・プレビューを効率的にやりたい場合は専用アプリが欲しくなる。
RightFont
Mac向けのフォント管理アプリ。デザイナーに人気。
| プラン | 価格 |
|---|---|
| ライセンス | $59(買い切り) |
- フォントの有効化/無効化がワンクリック
- Figma、Sketch、Photoshop等と連携
- Google Fonts、Adobe Fontsのフォントを直接プレビュー・使用可能
- フォントをタグやカラーで整理
- メニューバーからクイックアクセス
UIがモダンで使いやすい。デザインツールとの連携が強み。
FontBase
クロスプラットフォーム対応(Mac/Windows/Linux)のフォント管理ツール。
| プラン | 価格 |
|---|---|
| 無料 | 基本機能 |
| Awesome | $3/月 or $29/年 |
- Google Fontsの全フォントをワンクリックで有効化
- フォルダ・タグでの整理
- フォント比較機能
- 有料版でAdobe Fonts連携、高度なフィルタリング
無料で始められるのが魅力。WindowsやLinuxも使う人にはクロスプラットフォーム対応が嬉しい。
Typeface 3
Mac専用のフォント管理アプリ。Apple Design Award受賞歴あり。
| プラン | 価格 |
|---|---|
| ライセンス | $39.99(買い切り) |
- 美しいプレビューUI
- AIによるフォント分類(セリフ、サンセリフ、手書き等を自動判定)
- タグ・コレクションでの整理
- フォント比較機能が直感的
- iCloud同期
UIの美しさと使い心地の良さで選ぶならこれ。
フォントサービスの活用
フォント管理アプリとは別に、フォントを入手・利用するサービスも整理しておく。
Google Fonts
完全無料。Webフォントとしてもダウンロードしてのローカル利用も可能。日本語フォント(Noto Sans JP、M PLUS等)も充実してきた。
Web制作では@font-faceやGoogle Fonts CDNで読み込むのが定番。ローカルにダウンロードしてセルフホスティングすれば表示速度も改善できる。
Adobe Fonts
Creative Cloudのサブスクリプションに含まれる。日本語フォント(モリサワ、フォントワークス等)が充実。
Webフォントとしても利用可能だが、CDN経由での読み込みになるのでパフォーマンスに注意。印刷物やグラフィックデザインでは非常に便利。
MORISAWA BIZ+
日本語フォントの品質では最高峰。Webフォントサービス「TypeSquare」も提供。企業サイトや自治体サイトでの採用実績が多い。
比較まとめ
| Font Book | RightFont | FontBase | Typeface 3 | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | $59 | 無料〜$29/年 | $39.99 |
| OS | Mac | Mac | 全OS | Mac |
| Google Fonts連携 | なし | あり | あり | あり |
| Adobe Fonts連携 | なし | あり | 有料 | なし |
| デザインツール連携 | なし | あり | なし | なし |
| おすすめ | とりあえず | デザイナー | 無料で始めたい | UI重視 |
結論
- フォント数が少ない、管理にこだわらない → Font Bookで十分
- デザイナーで案件ごとにフォントを切り替えたい → RightFont
- 無料で、Google Fontsを効率的に使いたい → FontBase
- 美しいUIで気持ちよくフォントを管理したい → Typeface 3
個人的にはRightFontのデザインツール連携が便利で、$59の買い切りならコスパも良いと思います。